労働生産性26%向上、日本マイクロソフト社の2つの取り組み
前回もお伝えしたとおり、3月1日に日本マイクロソフト・中小機構共催の中小機構虎ノ門セミナー「IT活用による人材確保とビジネス拡大の実現」福岡会場を受講しました。
日本マイクロソフト社は、ご存じのとおりWindowsOS、Officeを販売し、まさしく労働生産性向上ツールを提供しています。
しかし、当の日本マイクロソフト社もかつて、非効率が当たり前だったそうです。
日本マイクロソフト社は、全社の働き方を見直し、結果、労働生産性が26%向上。働き方改革担当大臣・総理が視察に訪れるまでに至ったそうです。
そんなマイクロソフト社の働き方改革関連の取り組みが、とても興味深かったため、カンタンにですが2つだけ、ここに記します。
テーブル配置をちょっと変えただけで
オフィス中央にある島型のテーブルを斜めに配置しただけで人の流れが変わったそうです。
正位置にあると、人の通り道は変わらないことがわかっているらしく、それが斜めに配置すると、気分によって歩く道(ルート)が変わり、あまり見慣れなかったメンバーとの会話などが生まれるなどの新しい変化があったそうです。
コストをかけずにスグに実践できるアイデアだと感じました。
会議は座らない
現在、会議は立って行っているそうです。いわゆる「立ち会議」です。
立ち会議のメリットは、寝る人がいないということと、早く終わらせようという意識が全員に生まれることだそうです。
考えてみると、デスクワーク中の電話対応ではなく、出先での電話対応(立ったまま)のほうが、話がまとまるのが早いような気もしました。
クライアント様からの電話は立って対応するようにした。これが私の働き方改革です。