はじめての青春18きっぷ旅に出る人はアクシデント想定を！
春分の日が過ぎ、春休みが到来、青春18きっぷで旅行をという方も多いと思います。
ほとんどの方が私よりも経験値も旅行回数も多いでしょう。今回は、はじめて旅に出る初心者の方にターゲットを絞り、青春18きっぷだと、こんなアクシデントも起こることがあるよ。という思い出話とそこから得た教訓をお伝えします。
これまで、2枚の青春18きっぷを購入し、日帰り・宿泊含め、5回ほど旅をしました。
そのなかで大きなアクシデントが2回ありました。1つは不可抗力、1つは確認ミスです。
強風と雨で普通列車、全面運休
数年前、早朝に始発で出発したものの、午前9時に山口県の徳山駅に到着。ここまでは順調だったのですが、電車が動く気配がまったくないことに気づき、ホームに立っていた運転手に確認したところ、ここから先は運行停止となったといわれました。
この先、海沿いを走るため、強風と雨の中の走行は危険なのだとか。
午前中の運行再開のメドはついていないといわれ、3時間立ち往生すると宿泊先にたどり着けない可能性も。仕方なく、徳山駅から新幹線で広島駅まで移動しました。
ホームに停まっていた列車、前の車両だけが動き出す
これは私の確認ミスです。先頭車両に乗るのをあまり好まない私は、比較的後ろの車両に乗るためホームに立っていました。
閑散とした駅で、遅い時間帯なので、安全のため電車は発車時刻直前まで開けないのだろうと思い込んでいました。
ところが前のほうの車両だけ、動き出したのです。
その列車が最終。周囲にはホテルどころか人ひとりいないような田舎でした。
運が良かったのは、田舎にもかかわらず特急が停車する駅だったこと、20分後に特急が来たことです。喜んで特急列車に乗って帰路につきました。
この2つのアクシデントから得た教訓
青春18きっぷだけで終日移動できたらラッキー
ジョルダンの青春18きっぷ検索などで旅程検索し、そのとおりに動きたいものですが、列車は天候などによって運休、遅延などを起こす可能性があります。
新幹線や特急、バスの代替移動も想定して、旅程を立てると、なおよさそうです。
乗り換えでホッとできるのは列車に乗り込んだとき
ホームに到着した、列車の前に立っただけでホッとしてはいけません。目的の列車に乗り込み座るまでは安心できないのです。
アクシデントも楽しめる心の余裕を
強風・雨で徳山駅～広島駅間を新幹線で移動したことにより、逆に時間の余裕が^^ 当初の予定をすべてやめ、倉敷美観地区、神戸中華街（夕食）と行き当たりばったりの途中下車旅に変更しました。
今となれば、それはそれでよかったなと思いました。
当初の予定どおり旅程をクリアできるのも一興ですが、アクシデントが起きたら、逆に楽しむ。そんな心の余裕があると、数年経っても心に残るような旅行になるかもしれません。
