先日からジブリの8作品400枚の画像が”常識の範囲でご自由に”という条件つきで、使用できるようになりました。
そして世間ではその利用について、いろいろな意見が飛び交っていたようです。
今回、タイトルのとおり考察してみましたので、以下お伝えします。
大喜利はないやろ!
私は「大喜利」での使用はジブリ側は想定していない(使ってほしくない)のではと考えています。
なぜなら作品の世界観を壊すおそれがあるからです。
悪意のあるもしくはそう思われてもおかしくないような加工や文字列を加えることは、正直、まずいと思います。
そのままキレイに使用すべきではと思います。
関連性なき使用もNGでは?
また本記事のようにブログやサイトに掲載することは可と考えます。しかし文章だけではなく画像の撮影や選定も行うライターの立場からいえば関連性のない文章に添えるのはどうかと思います。
グーグルのウェブマスターガイドラインには次の記載があります。
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検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
添える場合、第三者に画像選定の意図(にやましい点がないこと)をわかりやすく説明できるかが基準です。たとえばジブリ愛を語るとか、作品の感想を書くとか、ジブリ作品と似たようなシーンに出くわした話など、文章と画像が見事にマッチした場合になら使用していいでしょう。
なによりもグーグル検索で上位を狙う方は、グーグルから上記基準に抵触するのではと判断されるかもしれませんので、関連なき使用はできるかぎり控えたほうがいいと考えます。
商用利用、商品化は?
たとえ面倒でも、ジブリに念のため確認したほうがいいと思います。
デジタルなら指摘があった段階で即座に消去できますが(デジタル使用ならいいということではありません)一旦、アナログ配布物や商品に利用すると取り消すことも完全回収も難しく、係争に発展するおそれもあります。
まとめ
大喜利、関連性に疑義が生じることに使用しない、商用、商品化については面倒でもジブリに利用可否について確認すべきです。
そのほか常識的範囲はいかほどかと悩んだときは、フリー素材を提供しているぱくたそがホームページ上で案内している利用規約が非常に参考になると思います。